思い出をたどる深川・清澄白河街歩き 花手水ブームがここにも!
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梅雨の晴れ間に思い立つ 「そうだ、街歩きをしよう」
いろいろと行き詰まった6月半ば、スッキリしない気分の毎日が続きます。
こんなときには、ひたすら歩いて気分転換!
ちょうど深川の富岡八幡宮で花手水のトライアルをやっていると聞きつけ、週末に出かけてきました。
花手水(はなちょうず)とは
元々は水のない場所において、花や草木の露で身を清めること。
神社仏閣を参拝する際に手や口を清める手水舎ですが、現在は使用禁止の場所がほとんどです。柄杓は衛生面からNGとされ、流水で洗うのが一般的なようですね。
使われなくなった手水鉢に季節の花を浮かべて楽しむ。これがコロナ禍の「花手水」イベントです。
SNSへの写真投稿も追い風となり、ブームは全国へと拡がっています。いまの時期ですと、アジサイで埋め尽くされた水盤をネットで見かけた方も多いのではないでしょうか。
巷の流行がついに深川にも上陸。本格始動は10月とのことですが、これは見ておかないと!
富岡八幡宮 2022年6月
ちょっと曇り空ですが、そのぶん気温も湿度も控えめで散策には楽ちんでした。
富岡八幡宮は毎月フリーマーケットや骨董市を開催しています。ここ数年は行けずにいるので、近いうちに遊びにきたいなあ。
お目当ての花手水がこちら。
イベント終了が近かったため花が萎れているかな……と危惧していましたが、なんとか頑張ってくれていました! 夏に映えるビタミンカラーです。
両サイドの鳳凰の口から出るはずの水はチューブと竹筒を通して流れていました。格好よくはないですが、やむを得ませんね……。
秋は落ち着いた色合いの花でグラデーションを見てみたいです。
【深川花手水 事始め】
— 江東おでかけ情報局(江東区観光協会) (@kotokanko) 2022年6月13日
今秋10月開催予定の「#深川花手水」に先立ち、トライアルとして「深川花手水事始め」開催中。
期間:開催中~6月19日(日)
場所:富岡八幡宮 境内(手水舎ほか3箇所)
門前茶屋 店頭
美食酒彩 卯月 店頭
詳細は➡https://t.co/SkZKQnsZNE pic.twitter.com/TVeLaOxqul
深川散策とむかしの話
せっかくなので門前仲町周辺もひさびさに歩いてきました。若いころの記憶がよみがえり、思いがけず感傷的に……。
駅前の和菓子屋「伊勢屋」のお食事処メニューがかなり品数を絞られたり*1と、コロナの影響を考える場面も多かったです。
しんみりした気分で聞く大音響の深川不動堂・護摩修行は、いつにも増して全身の皮膚に染みわたりました。落ちこんでいるときには本当にオススメ!
富岡八幡宮の骨董市といえば、作家の一点ものアクセサリーが出店していた時期があったのはご存じでしょうか*2。手づくり市やハンドメイドマルシェが持て囃されるようになる、ずっと前の話。
当時バイトの関係で深川に立ち寄ることが多かった私。その日も通りかかり、骨董市が開催されているのを知りました。
興味深く見てまわっていると、小さなものを並べた机が目につきました。なんだろう?と近寄ってみれば、それは銀製のネックレス。店番の実直そうな男性が作家さんだとか。
男性作家の銀製アクセサリーというと、ゴツイ・デカい・髑髏なんてイメージありませんか?*3
私の偏見を笑うかのように、店先に並んでいたのはどれもシンプルなデザイン。
なかでも惹かれたのは長方形のプレート状のペンダントトップでした。
槌目加工というのか、金槌を打ち出来た凹凸模様がプレートをぐるりと囲み、左上には太陽モチーフが埋め込まれています。
プレートは上下でパーツが分かれており、そのため身につけて動くとわずかに揺れるのが絶妙。かわいい!!!!!
初見で、屋台で買うには高価な金額にもかかわらず、迷ったのは一瞬。一目惚れしたペンダントを大事に連れ帰ったのです。
嬉しさのあまり遠方の友達にイラストを添えて報告したりもしましたね……(電話やメールよりも手紙を好んだ時代)実際に会ったとき、お世辞でない感じで褒めてくれたのもいい思い出。
清澄白河→→深川 余裕があればハシゴするのも楽しい!
今回「歩いて気分転換」がテーマのため、スタートは清澄白河周辺でした。
「肉の田じま」 扇橋
まずは「肉の田じま」で揚げ物を購入。
ここ数週間、メンチカツが食べたくてたまらなかったのです。なぜか近隣の肉屋には丸っこくて分厚いやつしかなく……今風なんでしょうか、それとも地域性?
小判型でやや薄い、慣れ親しんだタイプのメンチが食べたい!
無事に昔ながらのメンチ(玉ねぎ多めのソフトタイプ)が買えて満足。
こちらのお店、亀戸に新規オープンしたカメイドクロックに出店したりと、老舗でありながら攻めた姿勢なのです。
ホルモン系の種類も豊富なので、今度はもうひとつの定番・コロッケの他にモツ類も買ってみたいですね。
ブーランジェリー 麦彩
以前に美術展関係の記事でもご紹介したパン屋さん。ずっと再訪したくて、ようやく叶いました。
お味しっかりめの総菜パンもいいですが、素朴なパンのほうが丁寧なつくりが際立ちます。
時間が遅かったので選べる種類が少ないなか、お気に入りのクリームパンはあって大喜び! 優しい甘さにホッとします。値上げが続くこのご時世、90円で提供してくれるのも嬉しい*4。
くるみとチーズのパンも風味がよく、楽しんでいただきました。
また散策がてら買いにいきます~
読んでいただき、ありがとうございました! 深川・清澄白河訪問の機会があれば参考にしてくださいね。