おすすめ脱出ゲームアプリ3選【2021】シンプルを極めたデザインが流行中?
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脱出ゲーム界に新しい流れが起きている
大袈裟ですが、ジャンルの傾向を観察してきたファンの実感です。
まさに「原点回帰」というべき作品群でした。
スキマ時間に遊べる手軽さ、凝りすぎないアイテムの活用方法。けれど謎解きはひとひねりしてあって、簡単にクリアはさせてくれない。そんなバランスの良いゲームが続けてリリースされたのです。
長編化が加速する最近の脱出ゲーム界隈。ボリュームのある仕上がりに満足しつつ、すこしお腹いっぱいの方が多かったのかもしれません。
面白いアプリは日々新たに作られており、ユーザーに評価されています。
特定の人気シリーズのみが注目されるのはもったいない! そんな気持ちでレビューします。
前回の紹介記事はこちら↓↓↓
ここがポイント!
・場面転換は少なめ(脱出するまで目の前には壁だけ、という作品も)
・身近にある道具が脱出アイテムに(そのぶん頭の柔らかさが試されます)
・難易度 中級~上級 やりがいアリ!
『脱出ゲーム haven 』 kouhei toyoshima
普通、脱出ゲームはいくつかの場面を行ったり来たりして、閉鎖空間から抜け出す鍵を探すものです。
しかし『haven』にあるのは、目の前の壁ただひとつ。
線で区切られているので、これは壁ではなくパネルや引き出しの集合体だろう……とまでは予想がつきます。でも、開けようにもハンドルの数が足りない。ツルツルの壁を前に、ボルダリングをしているような気分になります。
難易度は高くありませんが、ヒントが極端に少ないので頭はそれなりに使います。
あちらのパネルをはずし、こちらのハンドルを回し……入手したパーツを次々に利用して脱出しましょう。
ラストは爽快! 狭い空間で壁だけを見つめていたぶん、脱出成功の解放感が際立ちます。
無駄のない、たいへん面白いゲームでした。
『MachineRoomEscape』 Masahiro Morishima
懐かしい印象のビジュアルに素朴なゲームを想像しましたが、動作はたいへんスムーズ。今までの脱出ゲームでは見かけないギミックが多く、こんなアイテムが出てくるのか!とアナログ人間には新鮮な驚きでした。
特筆するべきは3Dプリンターやドローン・ロボット掃除機などを使用したアイテム取得方法ですね。時代性を感じます。
無理なく謎解きに盛り込んだだけでなく、機械を操作すること自体を楽しめるのもオマケ要素として嬉しい。
デベロッパーさんのこだわりがギッシリとつまった素敵な作品。ぜひ遊んでみてください!
『FRAME OUT』 Chiyoko Umemura
こちらの特徴は、アイテムを提供するスロットマシーンの存在でしょうか。他の脱出ゲームでは見かけない気がします。ヒントから4桁の数字を導き出すのは定番ですが、答えが何通りもあるのでアイテムの見逃しには要注意。
ここ数年の主流である長編化・グラフィックの豪華さに比重を置いた脱出ゲームも大好きです。けれど、過剰な部分をそぎ落とし、ドライバーやロープなど見慣れた道具だけで謎に挑むシンプルさが、とても面白く新鮮でした。
暗闇と明るい室内の落差も効果的に使われており、美しかったです。
脱出ゲームのリリースが本作のみとは信じられない高クオリティ。2021冬には新作発表予定とのことなので、楽しみに待ちたいと思います!