漫画「もしも東京」展に行きました。感想や近隣のランチ情報など【東京都現代美術館】
「もしも東京」展に行ってきました
コロナ禍以前は足繁く通っていた展覧会、その楽しみを奪われてずいぶんとたちます。
もともと静かに鑑賞するものですし、どこの美術館も日時予約など感染症予防対策を徹底しているのは承知しています。ただ、なんとなく気分がのらなかったのですよね。
今回も「こんな時だからなぁ……」と迷いつつ、近場に行く用事があったため思い切ってチケットを購入。完全事前予約制というのも安心要素でした。
その結果、たいへんリフレッシュできたのでブログを書くことにしました。遠方で来られなかった方に、会場の空気だけでもお伝えできたらと思います。
漫画「もしも東京」展 概要
会期:2021年8月4日(水)〜9月5日(日)
休館日:8月10日・16日・23日
開館時間:10:00〜18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
会場:東京都現代美術館 地下2階講堂 ほか
入場料:無料
※ただし、事前にオンラインで鑑賞日時を決定・チケット代わりになるQRコードを発行する作業が必要です。
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「味噌汁にどんな具材を入れるか」は世界一荒れない話題だ、と思ったはなし
あなたの「定番・味噌汁の具材」はなんですか?
それぞれスタイルが違う家事関係で、絶対にモメない話題はなんだろう。
そんなことをぼんやりと考えていたことがあります。
当たり障りのないよもやま話のネタを探していたのか、きっかけはもう忘れてしまいましたが。
「バスタオルをどれくらいの頻度で洗濯するか」
これは荒れる話題ですね、間違いなく紛糾します。
まず、想定している使い方が人それぞれで違い過ぎる点。
タオルでざっと水気をとってから使うのか、髪から体からビショビショのしずくが落ちる状態で拭くのか。バスタオルは厚手か薄手か、通常サイズかひとまわり小さいのか。
反射的に思い浮かべるものに天と地ほどの差があるので、イメージ像を共有できないまま「ありえない!!!」となり、そのひとことから一気にギスギスした雰囲気に……想像するだけで胃が痛いです。
小説やドラマのなかだけかと思っていたら、現実でもよくある揉め事らしいと知って驚きました。
それもそのはず。「赤でも白でもどっちでもいいよ、具材と合っていて濃すぎず薄すぎずなら」この世がそんなこだわりのない人間ばかりなら、ドラマで頻出するエピソードにはなりませんね。
生まれ育った家の文化ですから、否定するようなことをうっかり言うと宗教戦争まっしぐらかもしれません。こちらも取り扱い注意です。
しっくりくる話題を見つけられずに日々を重ねていましたが、ある日出かけた展覧会で「これだ」と思うものを見つけました。